2025年3月9日日曜日

我慢も限界に達し、離婚の相談を開始

モラハラにもずっと耐えてきたが・・・

何をされても耐えてきた。

来週までは頑張ろう。

明日までは頑張ろう。

そう自分に言い聞かせてきたが、もう限界だった。

だけど、気づいたら周りは誰も居なくて相談できる人ももちろん居なかった。

それで困って会社の同僚に話を聞いてもらうことにした。

ただし、この時は自分のことではなく友人の話としてなんだけど・・・。

こういう場合の友人の話って、十中八九自分の話だ(笑)。

だけど内容的に自分の事だとは言えなくて、『友人の話なんだけどね~』と言った。

同僚は親身になって聞いてくれた。

家でされていることとか子どもへの虐待とか。

今になって考えると当事者しか知り得ないのではないかと思う情報も出してしまった。

だから同僚は気づいていたかもしれない。

それでも気づかないフリをして相談に乗ってくれた。

途中、聞きながら涙ぐんだりして。

本当に良い人なんだなぁと思った。

話をして、やはり私たちの受けている仕打ちは普通じゃないということが分かった。

この頃の私はもう自分に自信が持てなくて。

私に悪い所があるから夫を怒らせるんだと思っていた。

でも、同僚は『違うよ。悪い所なんて無いんだよ』と言ってくれた。

この言葉を私は待っていたのかもしれない。

夫のモラハラや虐待に『どうして?』とばかり考えていたけれど。

きっと誰かにそう言ってもらいたかったんだ。

その言葉が嬉しくて涙が出そうになり、慌てて横を向いた。

「そうだよね~。何でそう思っちゃうんだろうね」

と合わせたつもりだが、全部分かっていたのかも。

あの時、同僚はこうも言ってくれた。

『離れることは見捨てることじゃないんだよ』と。

この言葉は、後に私を何度も助けてくれた。


ネットでも相談したが・・・

ほんの少し前向きになった私はネットでも相談することにした。

最後の後押しをして欲しいというか、この決断が間違いではないことを確信したかった。

だけど、この方法は明らかに失敗だった。

あんな風に攻撃されるなんて想像もしていなかった。

でも、今考えると仕方がないことなのかもしれないと思う。

だって、相手はネット上の知らない人たちなんだから。

いくら現状を事細かに伝えたところで共感など得られないのかもしれない。

あの日、同僚に話したのと同じような内容で現状を書き込んで返信を待った。

何か有益な情報なども得られれば良いなと思っていた。

すぐに返信が来たのだが、その内容は目を伏せたくなるようなものばかりだった。

もちろんエールを送ってくれるものもあったのだが。

厳しい意見というのは、たとえ少数であっても強く印象に残る。

私は心が凍るような思いでその書き込みを読んだ。

その人たちは、きっとそれが正しいと思って書きこんだに違いない。

だけど、元々追い込まれているところにあのような厳しい言葉はとても堪えた。

『旦那さんがそれほどまでにコントロールしたがるのは愛情が深いから』

『日頃から旦那さんを大切にしてあげてないのでは』

『あなたに原因があるのを隠してませんか?』

こんなメッセージたちが並んでいた。

一番ショックを受けたのは『旦那さんを大事にしていないご家庭では虐待が起こりやすい』という言葉だった。

まさか虐待が私のせいだなんて・・・。

そんな風に言われるとは想像もしておらず大きな衝撃を受けたのだが、その後のメッセージで私の心は完全に折れた。

『旦那さんと別れるのではなく、最後まで責任を持つべき』

やっぱり離れるのは無責任なのかな。

自分の決断に自信が持てなくなり、何が本当なのか分からなくなった。

混乱して一歩踏み出す勇気も失った。

そして、また我慢の日々を過ごすことになった。

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一生懸命働いても認められない 夫は常々私を見下していた。 仕事に関してもそう。 別に夫に認めて欲しかった訳ではない。 生活するためには働かなければならないんだし。 自分たちが生きていく分の最低限の収入を確保するのは当然だと思っていた。 だからいつも必死で気にする余裕も無かったんだ...