2025年3月13日木曜日

月のものが来ない - 焦りと絶望

不本意な行為による妊娠への不安

今日はちょっと真面目なお話になるのかな。

これはモラハラ夫との生活に疲れ、もう離れたいと考え始めていた頃のお話だ。

夫婦生活だってもちろん拒絶したかったけど、逆らうことができなかった。

夫の方はと言うと、これまでと全く変わらない様子だった。

私が嫌がっていることに気づいているのかいないのかも分からず。

とにかく自分の欲求だけ満たせれば良いという感じで飄々としていた。

その一方で私は夫から誘われないようにと常に警戒していた。

最初は機嫌の良い日がソノ日だったんだけど・・・。

段々と機嫌の良い日も悪い日も誘われるようになった。

そうすると、いったいいつがタイミングなのか予測できない。

それで一緒に居る間中警戒するようになり、できるだけ距離を取ろうとした。

ただ、狭い我が家の中で避け続けることも難しい。

時々は嫌々応じなければならないこともあり、心が死んでいくような感覚だった。

気持ち悪くて気持ち悪くて。

ただ心を空っぽにしてじっと耐えるだけ。

そんな日々を送っていたある日、月のものが遅れていることに気づいた。

普段はきっちり来る方だったので気にはなった。

でも、最初の頃は『まあこんなこともあるかな』という感じだった。

でも、一週間が過ぎてもまだ来ない。

あれ?おかしいな。

段々と不安になり始めた。

二週間が過ぎる頃にはかなり焦っていて、毎日そのことばかり考えていた。

ちょっとお腹が痛くなったら『もうすぐくる』と思うのだが、やっぱり来ない。

そうこうしているうちに三週間が経過した。


嫌な想像が頭を離れず絶望

『断ると怖いから』などと言っていないではっきりと拒絶すれば良かった。

もし本当に二人目ができていたらどうしよう・・・。

私は不安になり、仕事中もずっとモヤモヤした気持ちで過ごした。

こうなったら調べるしかない。

そう思うのだが、怖くて勇気も出ない。

悶々と過ごす時間もまるで地獄のようで途方に暮れた。

家に帰ってからも頭の中はそのことでいっぱい。

きっと夫への対応も雑になっていたと思う。

そうしたら、

「なんか最近冷たいよね」

と言ってきて、そんな状況じゃないのににじり寄ってきた。

「ちょっと具合が悪くて。悪いけど」

と断ったのだが、いつも通り圧をかけてきた。

今回のことも私の弱さが招いたことだ。

だから怖くても断らなければ。

そう思って、

「もう薬を飲んで寝るから」

と伝えて早々に横になってしまった。

いつもなら猛烈に怒るところだ。

でも、この時の夫は何も言わずに大人しく横になった。

ただ、翌日から子どもに対してとても厳しくなり、『お前のせいだぞ』と言われているような気がした。

こんなことはもう、お終いにしよう。

段々とそう思えるようになり、ちょっと精神的に落ち着いてきた頃に月のものが再開した。

もし子どもができてしまったら今後の自分を縛り付ける。

そんな風にしか考えられなかった私のところに来てしまったら、それこそ不幸にしてしまうところだった。

だから、本当に良かったと安堵した。

あの頃の私は今いる子どもを守るだけで精一杯で、それ以外のことを考える余裕が無かった。

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『交渉をプロに任せる』という選択 離婚するためには夫と話し合いをしなければならない。 でも、直接会って話すことに恐怖を感じていた。 夫は家を出て戻らなくなった妻を寛大な心で許せるような人ではない。 自分がヤキモキしたりイライラしたら絶対にその気持ちをぶつけてくるはずだ。 そうなっ...