2024年10月27日日曜日

自分の認めた人にだけ親切にするモラハラ夫

自分の家族と友人は別枠

人に対して非常に厳しい見方をするモラハラ夫であったが。

自分の家族や友人に対しては違った。

明らかに別枠だった。

この家族というものの中に、もちろん私は含まれていなかった。

夫の両親と義兄だけだ。

根が自分勝手なのでこの人たちに対しても気に障るようなことを言ったりしたりするのだが。

不穏な空気になっても、自分から関係修復を試みていた。

こんな風に下手に出るのは、相手に対してリスペクトする気持ちがあったためだ。

会話の中でことあるごとに褒めるので、よく知らない時は両親や友人たちが素晴らしい人格者なんだと思っていた。

確かに悪い人たちではないけれど・・・。

他の認めてもらえない人たちとの違いが全く分からなかった。

長年ずっとそれが不思議で、私の関係者ばかりがターゲットになることに不満もあった。

だけど、ある瞬間『あぁ、この人は自分の内側の人・外側の人で区別してるだけなんだ』と分かった。

内側の人に義両親や義兄が含まれているのは、まー当然と言えば当然のことだと思う。

でも、そこに私は入れてもらえなかった。

結婚したら一番近くに居るはずなのに。

しかも、滅多に会わない友人でさえ入っていると言うのに。

そのくせ、私や私の両親、姉家族に対しては明らかに否定的な見方をしていた。

つまり、私を含めた親や姉は外側の人だったのだ。

それを考えたら、私の友人に対して辛辣になるのも当然か・・・。

このことを理解して夫の言動を観察してみると、全て納得がいった。


外側の人には全てにおいて否定的

外側認定された人への評価は大変厳しい。

私なんて、いつも一緒に居るのに外側カテゴリーに入れられていたのだから、その生活がどんなに窮屈なものだったかは説明しなくても分かるだろう。

最初からそうだったわけではない。

少なくとも結婚前はまだ内側に居たのだと思う。

夫視点では絶対に許されないようなことをしてしまっても笑って許してもらえている時があった。

だけど、気づいたら許されなくなっていた。

それどころか、生活の全てにおいてルールが設けられていて自由が無くなっていた。

少しでも決められた通りにできなければ罰が待っている。

その罰が怖くて、ひたすら夫の言うことに従う日々。

そんな生活を送っているうちに、夫の言うことが全て正しいような錯覚に陥っていった。

毎日夫の指示通りに完璧に過ごしたいのだけれど、やっぱり時々ミスをしてしまう。

ミスをしたのは自分のせいだから、次からは絶対に同じミスをしてはいけないと気を引き締めた。

怖いのは、前日までOKだったことが翌日にはNGになっていることだった。

それまでは普通にやっていたことが次の日からは禁止されてしまう。

急にルールが変更されることに慣れなくて失敗してしまうことが多々あった。

このルールというのが曲者で、夫の気分一つで変わってしまう。

だから、OKだったことがNGになり、その後にやっぱりOKになるというようにコロコロと変わることもあった。

そのたびに戸惑い、間違えてしまう私。

そういう時、夫は言葉には出さないけれど『お前はバカだな』という感じで冷たい態度を取った。

思い返してみると、夫の言動の裏にはセットで『お前はバカだから』という気持ちが隠れていたように思う。

私はプライドの高いタイプではないのでそう思われること自体は構わないが。

一生懸命やっているのにそんな態度を取られるとやるせなさを感じた。

人間関係においても、夫は気まぐれだった。

少し前までは『良い奴だ』と褒めちぎっていても、ある時急に否定的な言動をし始めることがあった。

そんな時、『あっ、外側の人認定されたんだな』と思った。

一度外側に入れられた人は、二度と内側に戻されることはない。


大切にされなくても良い ただ人として尊重されたかった

どんなに頑張っても夫から認められることはない。

それなのに頑張らなければならない。

この矛盾。

終わりのない迷路に迷い込んだような気分だ。

結婚生活なんてどこもこんなもんだろう、なんて思いつつも周りを見回してみると皆幸せそうに見えた。

辛いことを隠しているだけなの?

それともうちがオカシイの?

社会人になって初めて付き合った相手が夫で。

他の人のことを知らなかったから。

『自分の問題だよね、何とかしなければ』と思ってしまった。

世間知らずだった私は、モラハラを隠した夫にとって格好のターゲットだったに違いない。

大学を出たばかりで仕事を覚えることにも必死で。

だけど色んな希望とか夢もあって。

キラキラした日々を過ごしていたはずなのに。

楽しかったことをほとんど思い出せない。

子どもが産まれてからも同じ。

幸せな時間を過ごしたはずなのに、苦しかったことや辛かったことばかりが思い出される。

もうどうにもならない、とある日動けなくなった。

何をすべきかが分からなくて人生を諦めかけたこともあった。

それでも踏ん張れたのは子どもが居たから。

モラハラ夫から逃げ出した時の私は、間違いなく人生で一番勇気を振り絞ったと思う。

夫に内緒で、塾を続けることにした

「もう要らないから」 塾で使っていたノートなどを、 「もう要らないから処分しよう」 と、子ども自ら玄関に置いた。 「もう要らないから」 という言葉が、心にズシンとくる。 そんなことを、 言わせたくはなかった。 でも、 結果的にそうなってしまった。 だけど私は、 この時すでに決めて...