2024年10月28日月曜日

被害者意識の強い夫

常に被害者面して世間を嘆くモラハラ夫

あれだけ好き勝手やっていたのに、夫は何故かいつも被害者意識の塊だった。

頑張ってるのに邪魔される。

世間が悪い。

こんな世の中じゃなかったら、もっと上手くいくはずなのに。

そうやって不遇の時を過ごしているのは全て周りが悪いのだと思い込んでいた。

だから自分を顧みることもなければ改善しようと努力することもない。

ただひたすら周りのせいにして、世の中が変わるのを待っているようだった。

それをずっと間近で見てきて、『この人は永遠に変わらないんだろうな』と思った。

納得できないあらゆることを全部周りのせいにしているだけでは何も変わらない。

そんな簡単なことが夫には分からないようだった。

でも、『あなたの考え方はちょっと違うと思うよ』なんて指摘したらそれこそ大変だから黙って聞いていた。

黙って聞いていると夫は都合の良いように解釈した。

非常に狭いコミュニティの中で過ごしていた夫。

周りには反対してくれる人が誰もいない。

多分、それも良くなかった。

誰も反対しなければ、自分が正しいという自信を更に強めてしまう。

その結果、少しでも自分の考えに合わなければ一切受け付けなくなった。

これ、めちゃくちゃ大変なことなんですよ。

特に一緒に暮らしている身としては。

何でもかんでも夫に合わせなければならないけれど、時には合わせられないこともある。

そうすると、物凄い非常識な人間のように扱われる。

まるで犯罪者のような目で見られ、『そんな考えて今までよく平気で生きてこられたね』と攻撃される。

そして最後には、『家族にも理解してもらえない俺って可哀そう』となる。

こういう時だけ家族の枠に入れられても困るんですけどね・・・。


社会に対して常に攻撃的

社会に対しても常に攻撃的だった。

口を開けば文句ばかり。

あまりにも文句ばかりだから、正直言って気分が悪かった。

家に居る時くらいは心穏やかに過ごしたい。

それなのに家の中が一番気を遣って疲れるなんて。

夫の方は当然の主張をしているだけ、という認識なのでそれが周りの迷惑になっているとは考えていない。

社会への不平不満を言い続け、その間ずっと現実から目を逸らし続けた夫。

客観的に見て、普通の社会生活を送ることは難しいように思えた。

普通の人ならスルーするようなことに対しても猛烈な怒りを持ってしまうんだから。

『えっ、そんなことで怒るの?』と驚くこともしばしばあった。

怒りの沸点が低いこともあるが、マイルールがガチガチ過ぎてあらゆることに怒っているように見えた。

ああいう人がそばに居たら極力関わらない方が良い。

私だって家族でなければそうしていた。

だけど、いつも家に居るんだから。

どう頑張ったって避けようがない。

家の中では訳の分からないことで文句を言われ続け。

外では見ず知らずの人に当たり屋のようないちゃもんをつけるんじゃないかと冷や冷やし。

本当に心の休まる時間などなかった。


夫の元同僚曰く、上司に対してもキレていたらしい

以前、夫の元同僚と話す機会があった。

その人は笑いながら、

「上司にも本気でキレるからハラハラしたよ」

なんて言っていた。

その時は笑っていたけど、全然笑える話じゃない。

正義感あふれる人が間違ったことをする上司に怒りをぶつけるのならまだ分かる。

でも、夫の場合はそうではなかった。

よく分からないことで怒ることが多かったらしい。

同僚から見ても分からないんだから、上司も意味が分からず驚かれたことだろう。

そういう人なのだ。

今思い返してみると、夫は異様にプライドが高かった。

そのプライドが少しでも傷つけられるとこの世の終わりのような被害者面をして攻撃していた。

あと、ないがしろにされることも嫌った。

相手はそういうつもりでなくても、状況的にそう見えてしまうことがある。

後からきちんと説明しても、一度夫が『ないがしろにされた!』と感じたら決して相手を赦さなかった。

本当に面倒くさい人なのだ。

そのくせ、自分が誰かを傷つけることに関しては非常に鈍感。

子どもや私は扱いが難しい夫と長く暮らしてきて、常に人の顔色をうかがうようになってしまった。

少しの変化でも不安になってしまうのは今も変わらない。

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