2024年11月30日土曜日

久々に見た夫の夢はやっぱり怖かった

夫が子どもを叩く夢を見た

久々に夫の夢を見た。

最近は熟睡していたので、夢を見るのも久しぶりだった。

夢の中の夫は相変わらずで、怖い顔で子どもに詰め寄っていた。

細かな設定は忘れてしまったのだが。

子どもの年齢は6~7歳くらいで、夫は離れた時のままの姿。

「どういうことだよ!えっ!説明してみろよ!」

そう言いながらじりじりと距離を詰める夫はとても怖かった。

目の前まで来た父親を直視できず、俯く子ども。

それに対し、

「こっち見ろよ!」

と更に怒鳴る夫。

やっと顔を上げた子どもの顔には恐怖の色が浮かんでいた。

こわばった表情で父親を見つめる姿は見ていられなかった。

このままではいけない。

子どもを守らなければ。

私はすぐに二人の間に入ろうとしたけれど、体が動かない。

というか足が鉛のように重くて一歩一歩が物凄く大変で。

必死に足を持ち上げて前に進んだ。

こんな狭い家の中なのに、すぐに助けられないなんて。

焦れば焦るほど余計に足が重くなって、その間もどんどん夫が子どもを追い詰めていた。

次の瞬間、パチンという鈍い音が聞こえてきた。

私の目に飛び込んできたのは頭を叩く夫の姿だった。

「やめて!」

たまらず叫んだのだが夫は止めない。

必死で二人の元に行こうともがいている間、子どもは頭や頬を叩かれ続けた。

そのたびに鈍い音が聞こえてきて、私は何度も叫んだ。


それは実際に見たシーンだった

夢って突拍子もない内容だったりする。

そんなばかな・・・という内容の時もある。

でも、私の夢は実際に見た光景だった。

しかも一度ではない。

何度も何度も同じような光景を目の当たりにし、そのたびに夫を止めようと全力で闘った。

『全力で』とは言っても実際に阻止できないこともあったので子どもにとっては不十分だったと思う。

リアルなシーンでは体が動かないなんてこともなく、すぐに間に入って止めた。

声だけでは止められないから体を割り込ませて子どもを守るように抱え込んだ。

そうすることで夫の手が止まるかもしれないと考えた。

夫は何故か私に直接的な暴力をふるったことはほとんどない。

脅しの延長で当たってしまったというのならあるが。

叩いたり蹴ったりというのは子どもに対してだった。

でも、体を割り込ませて阻止しようとした時には結果的に叩かれることになった。

その時、体よりも心が痛かった。

子どもはこんな風に痛い思いをしてるのか、と思ったら泣けてきた。

どうしてそんな酷いことができるんだろうか。

そもそもの話なのだが、そこまで怒るようなことをしているのだろうか。

夫のやることに対して否定的な見方をするようになったのも虐待があったからだ。

もう離れてからしばらく経つのに、未だにあの頃の夢を見る。

頻繁にではないが、突然夫が夢に出てきて嫌な思い出がよみがえってくる。

それが怖くて一時期寝るのが億劫になった。


モラハラ夫は離れた後も恐怖をもたらす

モラハラ夫が居ても離婚してしまえばそれで終わり。

そう思われることも多い。

だけど実際には離れた後でも色んな不安がつきまとう。

よく言われるのが、突然会いに来て危害を加えられるのではないかという心配だ。

相手に執着するタイプが多いので、別れたからといって関係をゼロにはできない。

テレビでそういった事件を見た時、他人事とは思えなかった。

その恐怖や絶望が痛いほど分かった。

たとえ刑務所に入ったとしても、数年したら出てきてしまう可能性が高い。

それって相手が生きている間はずっと恐怖に怯えなければならないということだ。

被害者の自由が脅かされたり選択が狭められてしまうのは理不尽だとは思うが、仕方のない部分もある。

だって話し合いをしても彼らには通じないのだから。

私たちも常に夫の存在に怯えて暮らしていた。

連絡が来たらどうしよう。

会いに来たらどうしよう。

仕事もしていない夫は失うものが無いから無敵の人になる可能性もあった。

それは別れる前から分かっていたから、できるだけ慎重に進めたつもりだ。

それが結果的にあの状況を長引かせた。

それでも無茶なことをしなくて良かったのだと確信している。

あの時、一つでも選択を間違えていたら今の穏やかな生活は無かったように思う。

シャンプー難民だった我が家

ノンシリコンだからって万能なわけじゃない 最近私は年配の美容師さんのいる美容室に通っている。 煌びやかさは無いが、とても居心地が良い。 お洒落な美容室なんかは美を競うように綺麗な人たちが来店する。 そういう所は人目も気になるし、自分が場違いなような気がしてしまって苦手だ。 まあ、...