2025年7月3日木曜日

義両親からの振込を確認

毎月、家賃の半分を振り込んでもらうことに

月々の家賃の半分を義両親が月初に振り込んでくれることになった。

本当に有難くて、冗談じゃなく涙が出た。

初めて振込を確認した時のことは忘れない。

『こんなことをしてもらちゃって良いのだろうか』という罪悪感ももちろんあった。

でも、それ以上に嬉しさや安堵の方が大きくて『心の余裕って大事なんだな~』と改めて思った。

子どもに新しい学用品を買ってあげたり、小さくなった洋服を買い替えることができたのもそのお陰。

とにかく、この援助のお陰で私たちの生活は非常に安定し、もう少し別居を続けられそうな気がした。

それまでにも義両親からは何度か援助の申し出を受けた。

ただ、その時は夫が

「そんなの受け取る位ならうち(義実家)に入れば済む話だろ!」

と言って断っていた。

だから、実現することは無かった。

確かに独立した家族なのだから、自分たちの力でやるべきだとは思う。

だけど、私も転職せざるを得ない状況になったりして苦しい時期があったことも確かだ。

そんな時でも夫が寄り添って助けてくれることは無かった。

むしろ義両親の方が心配して、

「何か必要な物は無い?」

と聞いてくれた。

夫はよく、

「給与が安いのは能力が低いかやる気がないだけだ」

と言っていたから、私のことを見下しているのもあったのだと思う。

夫が無職になりたてのころは色んなことに戸惑いがあり、不安を抱えた状態で。

義両親にとっても不安の種になっていたように思う。

最初は腫れ物に触るような感じだった。

ただ、こうも無職期間が長くなってくると人は慣れてしまうみたいだ。

家に居るのがすっかり当たり前になり、義両親もごく当たり前のこととして受け入れるようになった。

それは良いことでもあり、大きな問題でもあった。

私一人ががんばるのが当然という空気ができあがり、いつしか周りに助けを求めることができなくなった。


夫に内緒で援助を受け続けることへの恐怖

月数万の援助を受けることで、家賃の支払いが滞るリスクは回避された。

夫の望む環境が維持されたということだ。

私も夫を無理やり追い出さずに済んで、実はホッとしていた。

夫のようなタイプと関わったことがある人なら分かってもらえると思うのだが。

こちらの思いだけで相手を動かそうとしても絶対に上手くいかない。

良かれと思ってやったことでも同じだ。

私たちの場合には、離婚という目的のために出て行ってもらおうとしたわけだから。

逆恨みされて何か起こらないとも限らない状況だった。

もしかしたら義両親もそういう不安があって助けてくれたのかもしれない。

援助を受け始めてから1か月、2か月と経過していくうちに、私には新たな悩みも生まれた。

『夫にバレたらどうしよう』という恐怖が頭から離れなくなった。

万が一知られてしまったら、それこそ気が狂ったように攻撃してくるかもしれない。

夫は義両親がうちにお金を使うことを嫌がっていたから、

「援助を受けた分を全部返せ!」

と言ってくるかもしれない。

そう考え始めたら、涙が出るほど有難いことなのにストレスを感じるようになった。

もし知ってしまったら、きっと夫は言うだろう。

「お金が足りないのはお前の能力不足なんだから。人に助けを求めず反省しろ」

と。

親権のことを蒸し返される可能性もあったので、絶対にバレてはいけないと思った。

義両親からの振込を確認

毎月、家賃の半分を振り込んでもらうことに 月々の家賃の半分を義両親が月初に振り込んでくれることになった。 本当に有難くて、冗談じゃなく涙が出た。 初めて振込を確認した時のことは忘れない。 『こんなことをしてもらちゃって良いのだろうか』という罪悪感ももちろんあった。 でも、それ以上...