2025年5月8日木曜日

部屋の更新時期であることを夫に伝えたが・・・

解約を受け入れない夫

ようやく話し合いを始めた私たち。

でも、早く離婚したい私に対し、夫はとても慎重に見えた。

ちょっとしたやり取りでも粗探しをしている気がして、私も神経質になった。

そもそも、夫は元に戻ることしか考えておらず。

離婚という基本的な部分でも意見の相違があった。

円満に元に戻れるくらいなら初めからこんな事態に陥っていないのに。

それが分からない位だから話し合いが難しかったのだけれど・・・。

一日でも早く離婚したい私に、夫は

「自分の都合ばっかり」

と言った。

始めの頃は、『段々と夫の気持ちも変わってくるだろう』なんて呑気に構えていたのだが。

時間の経過と共に少しずつ焦り始めた。

時折同意しているように見えることもあれば、頑なに拒否することもあり。

その時々で対応が異なるのも混乱した要因の一つだった。

きっと夫の中でも気持ちが定まって居なかったのだろう。

もうこんな奴、俺の方から願い下げだわ!と思ったり。

家族が居なければやっていない・・・と思ったりしたのかも。

揺れ動くのは仕方の無いことだと思う。

ただ、当初の予定よりも大分ゆっくり進んでいたので、それで困ることもあった。

それは家の問題だ。

更新の時期が迫り、解約に関しても焦りが生じ始めて、とうとう

「部屋の更新があるんだけど、解約しても良いですか」

と聞くことになった。

本当はスムーズに離婚が成立すれば、わざわざ言わなくても良かったのに。

その気配が全くなかったので、言わざるを得なくなった。

私としてみれば、本当に勇気を振り絞って『解約したい』と打ち明けたんだけど。

夫は鼻で笑って、

「はっ?この状況で?すぐには無理でしょ」

と言い放った。


更新しなければ今後の話し合いにも応じないと言われ・・・

切羽詰まった状態で部屋の解約を打診してしまったのは失敗だった。

夫は足元を見てきて、

「部屋の更新は、話し合いに応じるための最低条件だ」

などと言ってきた。

つまり、更新しなければ離婚の話し合いもできないということだ。

これには大変焦り、勿体ないけど更新するしかないかも、と弱気になった。

夫がこういう風に言い始めたら、その時点で絶対条件だ。

決して妥協などしないし、無理やり解約したらそれこそ攻撃材料にされてしまう。

このお金があれば・・・と考えると口惜しかったが、納得するしか無かった。

これに味を占めた夫は、次々と要求を突き付けてきた。

例えば、次回は私も知っている夫の友人を交えて3人で話し合いたい、とか。

私が弁護士をつけたら、夫側は離婚に強い知り合い弁護士を立てて全てにおいて妥協しない、とか。

聞けば聞くほど恐ろしいと感じてしまった。

攻撃的な状態の夫は、正直手に負えない。

普段から対処が難しいのに、こういう時は更に難しくなった。

それで、この状況はマズイと感じて穏便に済ませようとした。

結局、次回の話し合いは『夫の友人を交えて3人で』ということが決まった。

はっきり言って不利だ。

だって私の友人では無いんだもの。

夫はどちらのことも知っていて公平に見てもらえると言うが。

そんなはずはない。

その人の奥さんなんかも仲間内の人で、皆が夫を擁護していた。

鬼嫁に勝手に子どもを連れ去られて、一人寂しく家で耐えている。

そんな構図が出来上がっていることを知っていた。

だから、きっと当たりも強いだろうなと思った。

それにしても、友だちの離婚話なんかによく首を突っ込もうとするな~と感心してしまう。

私だったら、今後の諍いの原因になりそうだから絶対に嫌だ。

それに、友だちの前で堂々と、

「あなたの子どもへの虐待と二人へのモラハラが嫌でした」

って言っても良いのだろうか、と考えてしまった。

結局、弱気な私と全て思い通りにしたい夫という状況は変わらず。

終始相手のペースで決められ、2対1で話し合うことになった。

泣き言なんて言っていられる状況ではなくなった。

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