2025年1月27日月曜日

夫に似てる人がコーヒーショップに・・・

一番会いたくない人

帰りにスーパーで買い物しようと歩いていたら、夫にそっくりな人を見かけた。

その人はコーヒーショップに入って行くところだったんだけど。

見れば見るほどソックリ!

私が見たのは横顔で、顔だけでなく背の高さといい痩せ具合といい本当に似ていた。

一瞬夫かと思ったけど、そんな時間に居るはずがない。

多分働いているから、平日にわざわざ離れた場所のコーヒーショップに来ることはないだろう。

そこはチェーンなので夫の実家近くにもあるし。

買いたければそこで買うはずだ。

そう思ったんだけど・・・。

よくよく考えても、あれは本人だったんじゃないか?と思うくらいに瓜二つだった。

世の中にはあんなに似ている人がいるのだろうか。

それで思い出したのが、自分にそっくりな人が世界に3人居るという話だった。

以前はドッペルゲンガーなんて言われてもいたが。

今は科学的にもそれが証明されているらしい。

似ている人を見かけても何ら不思議はないということだ。

ただ、こんな近くに居るかな、という疑問も残る。

もし夫だったら何しに来たんだろうかと考えてしまった。

会いに来たって私たちが応じることはない。

無駄足になることが分かっているのに、行動するような性質ではない。

やっぱり別人かな。


会ってしまった時の対応を考えておくべき?

結局、それが夫なのか別人なのかを確認することはできなかった。

最初はすぐ傍を歩いていて、私は斜め後ろに居た。

だけど、その角度から見た時にあまりにも似ていたから咄嗟に距離を取った。

何気なく離れつつ物陰へ。

そこに隠れながら、こっそり見ていたのだが。

偶然斜め後ろを向いた時に横顔をはっきりと見てしまった。

さっきよりも更にソックリ!

これは大変なことになったぞ、と思って心臓をバクバクさせながらその場を後にした。

それ以上居たら自分がおかしくなりそうだった。

やっぱり怖い。

まだ顔を見るのも無理だよ。

これで正面から見れば本人なのかを確認できただろうが、私にはできなかった。

逃げるだけで精一杯で、とにかくその場を離れなければと急いだ。

今は離婚して別々に暮らしてるから普段はとても平和だ。

子どもと二人の生活は楽しくて穏やかで、あの恐怖の日々を思い出さない日も増えた。

だけど、夫がその気になればいつでも会いに来ることができるから。

そのリスクを忘れてはいけないと改めて思った。

スーパーで買い物をしている最中も帰り道も気になって気になって仕方が無くて。

何度も後ろを振り返り用心しながらの帰り道。

いつもより遠く感じた。

家に着いて私の顔を見るなり、子どもが

「ママ、どうしたの?今日は疲れたの?」

と言ってきた。

よほど酷い顔をしていたんだろうね。

私は買い物袋を置きながら

「大丈夫だよ。全然平気」

と言い、もう一度玄関のチェーンロックを確認した。

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