2025年1月26日日曜日

ずっと行きたかったディズニーランドだけど。嫌がらせに涙・・・

子どもの憧れの場所、ディズニーランド

うちの子はずっとディズニーランドに行きたがっていた。

だから、保育園のお友達から『行ってきたよ~』という話を聞いた時には本当に羨ましそうだった。

ただ、うちにはハードルが高い。

ディズニーランドは入園料がかかるし、園内の何もかもが高い。

入ったらお土産だって買いたくなるだろうし、お昼も食べなければならない。

それを考えたら気軽に『行こうか』とは言えないのが辛いところだった。

でも、一生懸命やり繰りをすれば一回くらいなら連れていけないこともないかな?とも考えた。

一度そんな考えが浮かんでしまったら、私の方も諦めがつかなくなってしまった。

どうしても連れて行ってあげたい。

普段虐げられているから、少しでも子どもを喜ばせたいという気持ちもあった。

もちろんそれで普段のことが帳消しになるわけではないが、たまには夢を見たって良いじゃない。

そう思って夫に相談したのだが、すぐに不機嫌になり、

「いくらかかるか分かってるの?」

と怒られた。

いつもの私ならそこで怯んで止めてしまうのだが、この時は

「ちゃんと計算したよ。節約すれば何とかなりそうかなと思って」

と説得しようとがんばった。

だけど夫は理解を示すどころか更に激高して、

「そのために節約しなきゃならねーのかよ!」

と怒鳴った。

確かに夫からすれば自分が行くわけでもないディズニーランドの件で節約するのは納得できないのかもしれない。

でも、我が子がこんなにも行きたがっているんだから協力してはもらえないだろうか。

あまりのキレっぷりに怯みながらも何とか許してもらおうと話を続けた。

「もちろん、すぐに行くわけじゃないよ。少しずつお金を貯めて秋ごろに行こうかなと思って」

と伝えてみたが、夫は大きなため息をついて

「だ~か~ら~!そのために何でこっちが我慢しなきゃならないの?って言ってんの!」

と大声をあげた。

これは全て子どもの目の前でのやり取りだ。

そんな様子を見た子どもが自分の本当の気持ちを言える訳が無かった。

鬼のような形相で睨みつける夫から少し離れた場所で、

「別に行かなくても良いよ」

とポツリと言った。


行かないことが決まった後も嫌がらせ

夫の強い抵抗にあい、子どもをディズニーランドに連れて行くことは叶わなくなった。

しばらくは私もショックだったし、子どもにも申し訳なく思った。

子どもはすぐにいつも通りに戻ったように見えたけど、内心は落ち込んでいたのかもしれない。

夫はと言うと、計画を止められたことに満足したの、直後はとても機嫌が良かった。

いつもは言わないような冗談を行ったり、子どもの面倒を見ることもあった。

ただ、テレビでディズニーランドのCMが流れたりすると途端に機嫌が悪化。

離れていても分かるくらいの舌打ちをして、面白く無さそうにその場を離れた。

私たちは、この件で決して夫を責めたりはしていない。

残念だったけど、その気持ちを表には出さないように努めた。

だから肩身が狭いと感じることも無かったと思う。

それなのに、時間が経つにつれて夫の機嫌はまた悪くなっていき、まるでそんな話を持ち掛けた私が悪いという感じで、

「遊びに行く余裕があるなら、もっと他にやることがあるだろ」

と言った。

子どもには勉強を強いたりした。

しかも、ちょっとしたミスを責め立ててきて、こちらが反論できないのをいいことに夜中まで説教された。

説教が続いた時には段々と朦朧としてしまい、起きているのがやっとに・・・。

明日は仕事だから、夫のお許しが出たらすぐに眠って明日に備えなければ。

ぼんやりとそんなことを考えていたら、夫が目の前のテーブルをドンッ!と叩いて

「聞いてんのかよ!」

と怒鳴った。

ふいに怒鳴られて驚いた私は、身の危険を感じて咄嗟に後ずさりしながら謝った。

ごめんなさい。

ごめんなさい。

そう言い、必死に涙をこらえながら夫の方に目をやると、蔑むような冷たい目でこちらを見ていた。

私は未だにあの顔を忘れることができない。

ぬいぐるみは私の癒し

大人になっても大のぬいぐるみ好き 幼い頃からふわふわした物が大好きだった。 何か悲しいことがあっても私を癒してくれた。 最初は両親に買ってもらうことが多かったんだけど。 中学生くらいからは自分でも買うようになり・・・。 一人暮らしをし始めた時にはお気に入りの物をいくつか持って行っ...