夫と義両親から決断を迫られる
保育園時代最後の冬休み。私は夫と義両親からある決断を迫られていた。
このブログでもたびたび話題に出してきたのだが、彼らの悲願である【義実家での同居】を承諾するように迫られた。
そうは言っても慣れ親しんだ場所から離れるのは嫌だったし、子どももお友達と離れることを拒んだ。
それに義実家に行ってしまったら職場までの距離が長くなり、通勤にも時間がかかってしまう。
色んな理由があって断ってるのに、
「はなから考えても居ない!」
と非難された。
納得してもらえないだろうなとは思ったけど、丁寧に説明したんだよ。
だけど結局は三人の中で結論は決まっているので、それに応じない私に腹が立ったんだと思う。
子どもはもちろん話し合いに参加しないから、3対1で私が一人抗っているような感じで。
きっと頑固な嫁だと憤っていたに違いない。
こちらは普通にしていても、彼らからはイライラが伝わってきた。
話し合いがいつまで経っても平行線なので、
「どうしたら納得してくれるんだ」
と詰め寄られたこともある。
そんなこと聞かれたって、無理なものは無理なのに。
通勤時間が三倍になり、知り合いが誰も居ない場所に喜んでいく人なんて居る?
しかも夫はモラハラで大事にもされておらず、子どもは虐待されているという状況なんだもの。
きっと義実家に行ったところで夫が改心することはない。
それに義両親が居るからといって夫の傍若無人な態度が改められることもない。
現に義両親の目の前で子どもは虐待されていたし、私も無視されたり暴言を吐かれたりしていた。
それなのに、義両親は
「私たちが居れば(夫)も少しは加減するだろう」
と言い切った。
一体どこからそんな自信が出てくるのか。
これまでに一度たりともそんなことは無かったのに・・・。
ランドセル問題勃発
ランドセルをどちらの家が買うかでも揉めた。
うちの両親はなかなか会えない私たちを心配して定期的に色んな物を送ってきてくれた。
段ボールに詰められていたのは食べ物や日用品など。
これをどんな思いで送ってくれたのかと想像したら泣きそうになった。
ちょうど小学校に上がる前の年の秋口に届いた荷物には封筒も入っていた。
手紙かな?と思って開けたらお金で、表面に【ランドセル代】と書かれていた。
そうか・・・。
もうランドセルを用意しなくちゃいけない時期なんだな・・・。
でもうちにはそんな余裕が無かったから本当にありがたかった。
その様子を見た夫は面白く無さそうで、その後早速義両親からクレームが入った。
「ランドセルはうちで買うんだから!」
と最初から喧嘩腰。
「そっちの親からもらったのは、他のこまごまとした学校用品を買って」
と命令された。
義両親がランドセルを買ってあげたいと思ってくれていること自体は嬉しい。
でも、こんな言い方をされたらまるで両親をないがしろにされたような気分になり、その場を取り繕うことができなかった。
それで私が黙り込んでしまったので、お義母さんが
「良いのよ、どっちが買ったって。必要なものが揃うならなんだって良いのよ。」
と助け船を出してくれた。
普段お義父さんにモラハラされていて大変なのに、こういう時お義母さんは優しい。
夫は普段からうちの両親から荷物が届くのを快く思っておらず、口には出さないけど全身から『迷惑だ』というオーラを発していた。
しかも、届いた物をじゃまそうにして、分かりやすく目の前でため息をついていた。
こんな酷い仕打ちを受けるたびに、私の結婚が周りをも不幸にしているなと感じるようになった。