2024年12月10日火曜日

離婚の話題は噂話の格好の的に

離婚したことを周りに知られた時の思い

世の中には正論を振りかざして言葉の暴力で追いつめてくる人が居る。

そういう人物にまだ出会ったことがないという人はきっと幸せな人なのだと思う。

我が家は離婚していて、私が子どもを引き取った。

そこに至るまでには長い道のりがあり、人知れず苦悩も抱えていた。

だけど、そんな話は周りにはしないから。

気付いたらシングル家庭になっていたという感じなのだろう。

その事実を知った時、一部の人たちは興味津々で聞き出そうとしてきた。

そういう気配を察知して上手くかわしてきたのだけど・・・。

毎度毎度はかわせない。

それで、ある時つかまってしまって『離婚して子どもと二人になった』という事実を話してしまった。

こういう話題は、相手が胸に収めてくれると考えない方が良い。

物凄くできた人で相手の気持ちを労われるような人物なら話は別だが。

大抵は面白半分で聞いてくる。

だから、真実を知られてしまったらその後のことまで覚悟しなければならない。

私も『きっとこの話題がパーッと広がって色んな噂をされるんだろうな』と考えた。

それを良しとしている訳ではないが、仕方のない部分もある。

『内緒ね』なんて言ったって人の口に戸は立てられない。

もう噂になったらその時はその時だ、と腹をくくった。

一度知られてしまえば、もうバレるかもしれないとビクビクすることも無くなる。

そういう部分ではちょっとだけ気持ちが楽になった。

さー、これからどうなるのかな。

ちょっぴり清々しいような気持ちもありつつ。

やっぱり気がかりなのは子どものことだった。

その事でお友達に何か言われたらどうしようという不安が消えなかった。

まさか無いとは思うけど『あそこのお家の子とは遊んじゃだめよ』なんて言われたらどうしよう。

後から後からそんな不安が押し寄せてきて、伝えたことを後悔した。

子どもは既に色んな大変なことを乗り越えているのに、これ以上苦労をさせたくない。

そう思っても、やはり相手のあることだから。

私たちにできることはなくて、ただじっと周りの出方をうかがうだけだった。

その時の気持ちは・・・。

【なるようになれ!】と考えられる時もあれば【やっぱり言うんじゃなかった】と後悔する時もあり。

複雑な心情で数か月を過ごした。


「養育費は貰った方が良い」と言うけれど

これまでろくに話したこともない。

会えば何となく認識できるという程度の知り合い。

そんな人がなぜか離婚のことを詳しく聞きたがった。

本当は嫌だったけど断れない雰囲気に負けてしまった。

最初は心配そうな素振りで聞いてきて同情するような口調だったから少し気を許してしまったのも失敗だった

相手はどんどん深い内容まで踏み込んできて、

「それで養育費は貰ってるの?」

と唐突に聞いてきた。

まー気になるよね。

正直にもらっていないことを告げたら、

「それじゃあ生活が大変でしょう。面倒くさがらずに交渉しないとダメだよ」

とアドバイスされた。

我が家の場合は貰いたくても貰えない事情がある。

そもそも夫がモラハラDV虐待男だったので、離婚を承諾してもらうだけで精一杯だった。

それに加え、親権争いも勃発してしまい、現住所も知られている状態だ。

何が言いたいのかというと、色んな争いがあったが何とかこちらの要望通りに離婚することができた。

ただし、居場所が知られている状況なので下手なことはできない。

いつキレた夫が訪ねてくるかが分からないから。

住む所を変えられないのはもちろんお金の問題もある。

それに加え、子どもが転校したくないと言っていることや私の仕事の関係もあった。

しかも、引っ越す時には夫に伝えるという約束で離婚届に判を押してもらっていた。

だから、約束を反故にすることはできなかった。

身動きが取れないとはまさにこのこと。

あの時は離婚したい一心だったから他のことにまで気が回らなかった。

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