やっぱり連絡が来るのか・・・
今年は穏やかな年末だ。このまま何事もなく終わるんだな。
なんて良い年なんだ!
呑気な私はもう夫からの連絡はしばらく無いだろうと思っていた。
だから安心しきっていたのに、急に連絡を寄越してきた。
お呼びでないことは自分でも分かっているだろうに。
どうしてこうも連絡をしてくるのでしょうね。
最初はクリスマスの話題を出してきて、
「(子ども)に欲しい物聞いといて」
と言ってきた。
はっきり言って子どもは父親からのプレゼントなんて欲しいと思っていない。
どんなに高額な物を贈られても、それを見たら父親のことを思い出してしまうから嫌なんだそうだ。
それほどまでに嫌われてるってことなのよ。
それなのに、欲しい物をあげれば好かれると思ってるんだから浅はかだ。
しかも、絶対に無理なのに
「プレゼントは直接渡したい」
と言い出した。
無理なものは無理なんだよ。
何度も説明したよね?
これまで私のことを『理解力が無い』などと散々馬鹿にしてきたくせに。
理解できてないのはどっちなのよ。
ハッキリとそう言いたいけど言えないジレンマ。
怒らせてうちに押しかけてきても大変😱だから、ちょっと言葉を濁しながら
「あなたからのプレゼントはまだ欲しいと思えないみたい」
と言うような感じのことを伝えた。
納得はしていないようだったが、この際それはどうでも良い。
わざわざ買ってきても受け取ってもらえないよ、というのを表せただけで十分だ。
あの人は無駄になるようなことはしないので、きっと買わないだろう。
年末も会えません
クリスマスのことだけで話が済めば良かったんだけど。
その後に年末のことにまで話題が及び、
「今年最後に会えるかな」
「無理なら年明けに会いたい」
「こんなに会えなかったら顔を忘れちゃうよ」
と言い始めた。
いやー、あなたはそんなめでたい時に会う相手では無いのよ。
実は離婚の時も面会のことで散々揉めて、その件で判を押してもらえないかもしれないという状況に陥った。
夫は毎週末に会いたいと言っていたのだが、私は基本的に会わせたくなかった。
虐待をしていたことを認めていないし、会えばきっと子どもを傷つけてしまうから。
そもそも反省していないというのが許せない。
ただ、やっと離婚できるという状況に陥っても夫は恐怖の対象であることに変わりはなかった。
だから、心の中では『子どもはあなたのことが大嫌いなのよ。一生会いたくないくらいに』なんて思っているのにハッキリと言えなかった。
それで上手く伝わらなくて、義両親が
「じゃあ中間を取って隔週というのはどうだろう」
と言った。
なぜ義両親が居たのかと言うと、夫が強く希望したからだ。
議論好きの夫が私の出した条件をのむとは思えなかったけど、何とか頑張ろうと思っていたのに。
まさか義両親まで呼ぶとは想定外だった。
私は両親に負担を掛けたくなくて、一人で話し合いに臨んだ。
つまり、一対三で話し合いをしたわけだ。
この時は本当に大変で、何か言おうとしても三人のうちの誰かが話をかぶせてきてなかなか意見を言うことができなかった。
言いたい放題の夫や義両親に対して、彼らの言い分を聞くばかりの私。
劣勢ではあったけど、最後まで首を縦に振らず。
結局、『子どもが会いたい』と言ったら会えるということになった。
この約束は絶対に守ってもらうつもりなので、今回も会うことはできない。
子どもは『一生会いたくない』と言っているんだから。