いよいよ冬休みが近づいてきた!
今年も残すところ、あとわずかとなりました。うちの会社は金曜日が仕事納め。
それまでにやり残した仕事を片付けなければと焦っております。
それらをやり終えたらやっと冬休み!
長期休みはやっぱり嬉しいものです。
前は嫌で嫌でお休みなんて無ければ良いのにと思ってたんですけどね。
子どもも同じで、お休みの日が一番嫌いだったみたいです。
理由はもちろん元夫が居たから。
一緒に居る時間が長くなると、その分だけ痛めつけられました。
外に出られる時間があれば危険を回避できるけど、お休みの間はそれができない。
たとえ近くのスーパーに行く時でも行動が制限されていたので自由がありませんでした。
時々は電車に乗ってお出かけもしたけど。
出ている間中ずっと携帯を手放せませんでした。
というのも、夫が気分次第で連絡をしてきて、取れないと物凄く怒るんです。
モラハラの人はそういうタイプが多いらしいのですが、うちの元夫もまさにそう。
一回でも取り損ねると、まるで取り返しのつかないような失敗をしたかのように怒られました。
家に帰ったらどんな仕打ちが待っているかと考えたら帰り道の足取りも重かった・・・。
そうやって恐怖を植え付けられたため、数分おきに携帯をチェックするのが癖になり。
次第に手で持って常に見ていないと不安になりました。
もうここまでくると半ばノイローゼのような感じだと思うのですが。
当時の私にはそんなことどうでも良くて。
ただ夫からの連絡を無事に取れれば安心でした。
今はもうそんな苦しみも無く、私たちを抑圧する人もここには居ません。
だから、仕事納めが待ち遠しくて仕方がない。
ただ、未だにこうやって前のことを書いている時には鼓動が早くなって手が震えます。
それだけ怖かったということなのだけど。
それも時間が解決してくれると信じて前に進んでいきます。
困難があっても、あの頃よりマシと考えられるように
正直な話、普通の母子家庭は結構大変です。
経済的な面もあるし、大人の人手も圧倒的に足りない。
仕事をして家のことをやって、子どもに関しても自分だけで何とかしなければなりません。
世の中にはワンオペで頑張っておられる方も居るんだから。
そう思って何とか回していますが、やはり大変な時はある。
そのしわ寄せで子どもが不自由な思いをしてはいけないという気持ちもあって。
何だかんだで結婚していた頃とはまた別の悩みを抱えております。
でも、やっぱりどう考えてもあの頃よりは幸せなんだよなぁ。
今でもなぜあんなにも傷めつけられなければならなかったのかと考えることがあります。
もう少しで立ち直れない状態まで行ってしまうところでした。
最後の力を振り絞って家を出ました。
自分の心身が悲鳴をあげて限界だったのに。
そんな状況でもまだ夫のことを可哀そうに思い、心配しました。
私たちが居無くなったら生きていけないのではないか、と。
これで万が一のことがあったら、きっと一生消えることのない後悔を背負うことになるだろう。
そんな思いを抱えて生きて行けるのか。
自問自答しながら家を出る準備を進めました。
そんな時、何の気なしに子どものの手をギュッと握り、ハッとしました。
『私は誰を守ろうとしてたんだろう』って。
守るべきなのは子どもではあって夫ではない。
夫から子どもを守れなければ、それこそ後悔する。
苦しかった日々を思うとまだ平静を装うだけで精一杯ですが。
だからこそ、今が幸せだと思うことができます。
あの頃と比べれば今が本当に幸せで、全てのことに感謝したくなります。
もし私たちと同じように苦しんでいる方がいるのなら諦めないで欲しい。
幸せな日々を夢見る時間がいつか力になると信じ、前を向いて行きましょう。