2025年10月31日金曜日

離婚交渉中に【養育できる根拠の提示】を求められた話

遅々として進まない離婚交渉

最初は良いペースで進んでいると思っていた離婚話だが・・・。

途中、色んなことがあって非常に動きにくくなった。

メンタルが壊れかけているらしい夫に催促するわけにもいかず。

義両親も孫のことを諦めきれない様子。

お義母さんと話すと、よく

「(私)さんのご両親は良いわね。孫がたくさん居て」

と言われた。

姉の所には複数の子どもが居る。

だから、確かに孫が多いと言えば多い。

ただ、その裏に隠された意味に気づいてからは素直に相槌を打つことができなくなった。

『そちらには他にも孫が居るんだから一人ぐらい良いでしょ』

そんな気持ちが透けて見え、何だかとても嫌な気持ちになった。

これは私の妄想などでなく、

「うちの孫は(子ども)ちゃん一人だけなんだから」

とよく言われていた。

これをさめざめと泣きながら言うこともあれば、ヒステリック気味に叫ぶこともあり。

言われるたびに責められているのだと感じて苦しくなった。

そんな状況だから夫も諦めきれなかったのもしれない。

それ以外にも困ったことがあり、私の粗探しばかりしてきて心が重くなることも・・・。

話し合いを有利に進めたいのは分かるけど、卑怯だなと感じた。

『母親失格』の烙印を押したかったに違いない。

彼らの思い通りにするために。

それに気付いていたので、慎重に慎重に行動した。


「子どもを育てられる根拠を示せ」と言われ・・・

子どもの養育にはお金が掛かる。

でも、私が薄給なのを知っていたからか、いきなり

「本当に育てていけると思ってるの?」

と言われ、その根拠を示すように要求された。

夫も子どもの親権を求めているのなら、同じようにしなければならないはずなのに、

「俺は何とでもなる」

と言い、私にだけ求めてきた。

理不尽な話だが、夫が言い出したことなら従うしかない。

ただ、根拠と言われても非常に困ってしまい、それからしばらくはどうやって説得しようかということばかり考えた。

お給料を見せて、生活費の内訳を示せば良い?

いざという時に姉を頼れることを伝えれば印象が良くなるかな。

『これなら絶対に大丈夫』という案も思い浮かばなくて・・・。

結局、月々の収入と使い道を記すことに決めた。

「出来上がったら説明しに来い」と言われたんだけど、それは拒否。

忙しくて時間が取れないなどと言いながらメールで送信した。

これはいわば、夫に対するプレゼン。

しかも職場の上司よりも厳しい厳しい相手だ。

どんな資料を出してもどうせ納得することは無い。

それでも出さなければならなくて、難しい宿題を課せられているような気分だった。

送信した後、案の定色んな指摘が入った。

まあ子どもの生活が懸かってるから、支出の内容や子どもの積み立て等に関することを言われるのはまだ分かる。

驚いたのは、

「(給与が)前に聞いた額と違う」

と言われたことだった。

実は離れた後に少し昇給があり、ちょっとだけ自由に使えるお金ができた。

お迎えで時短にはなっていたけれど、その分を夜間にテレワークしてカットもなし。

収入が多少上がったことは有利に働くかと思っていた。

それなのに夫から、

「嘘ついてたのか!」

と非難され、よくよく聞いてみたら私が給与の額を偽って自分に使っていたと思い込んだようだった。

誠心誠意全ての内容を開示していたのに、まさか疑われるなんて。

普通なら腹を立るところだろうが、私は必死に弁明した。

とにかく夫に怒られるのが怖くて分かってもらおうとした。

風邪を引くのも怖かったあの頃

体調不良は自己責任 普段から些細なことで腹を立て、理不尽な怒りをぶつけてくることの多かった夫。 体調不良にも非常に厳しかった。 どんなに気を付けていても、風邪くらい引く時はある。 だが、夫はそれを許さなかった。 咳が出れば冷たい目で見られ、鼻をかめばため息をつかれた。 わざわざ近...