2025年10月22日水曜日

夫が働いていた頃の児童手当の行方

元々は共働きだった我が家

子どもが産まれてから数年は夫も働いていた。

その頃の印象は、ちょっとキツイ所もあるけど優秀で頼れる人。

ただ、家庭内でも非常に厳しかった。

まるで上司と部下のように・・・。

何かあればすぐに厳しく叱責され、涙をこぼしたことも一度や二度ではない。

それでも一緒に居たのは『私のことを思って言ってくれているのだ』と考えたから。

子どもが産まれても、そういう夫の姿勢は変わらなかった。

まだ赤ちゃんの子どもの前で私をなじり、物を投げつけられたことも。

段々と感覚がマヒしていったので、それに対してどうこう思うことも無かった。

問題だったのは、私に対する暴言や脅しではない。

自分だけなら我慢できたのだが、子どもへの虐待は許すことができなかった。

しかも、周りにはイクメンぶって『良いパパ』を演じていて・・・。

そういう狡さのある人だった。

その頃、夫は高給取りで手取りは私の3倍弱。

そのくせ家計負担はきっちり折半で、大分余裕があったと思う。

でも、それ以上を負担してくれることはなく、たまに私がスタバのドリンクを買ったりすると、

「お前だけ良いな~」

なんて言われたりした。

あんなに貰ってるんだから自分で買いなよ、と思ったけど言うと怒るから、

「今○○の味のが出てるよ」

なんて話を逸らしたりした。

生活費を出した後でもかなり余ってたはずの給与は、恐らく夫の貯蓄に回されていた。

それは構わないのだが、児童手当の行方がとても気になっていた。

私は将来のために積み立てて欲しいとお願いしたのだが、

「使い道なんて受け取った側の自由だろ」

と言われてしまい、何も言えなかった。


夫の言い分

児童手当を積み立てず自分で使ってしまっていた夫の言い分はこうだ。

「俺は(子ども)の生活費を出してる。それでチャラだ」

こういう所一つとっても、根本的に合わないのだと実感する。

生活費なんて出すのは当たり前だ。

相手は赤ちゃんなんだから。

自分で稼げるはずもなければ、お金があったとしても使うこともできない。

そもそも、将来のために貯めておいてあげたいとは微塵も考えないのだろうか、と内心憤った。

当時、日々の生活に困っていたということも無い。

余裕があって自分の好きなものを頻繁に買っていた。

だから、児童手当を全部使ってしまうのは納得がいかなかった。

それとなく夫に、

「児童手当は子どもへのものだから残しておいた方が良いんじゃないの?」

と伝えたら、

「じゃあ、その分お前が生活費を出せ!」

と怒鳴られた。

毎月のように買っている服や靴を少し控えれば問題無いはずなのに、常に自分優先だった夫。

更に言えば、『子どもの貯金も俺のもの』と思っていた節があり・・・。

しばしばそれを匂わせる発言をしていた。

子どもの貯金は出産時や誕生日などに親や親せきから頂いたものだ。

お祝い事のたびに頂くので、有難く貯金しておいた。

その大事なお金まで夫のものにされてしまったら堪らない!と思い、その通帳は私が管理することにした。

まあ、それも結構ごねられたんだけど。

折れずに言い続けて、やっと管理させてもらえることになった。

その時の言い草も酷いものだった。

「子どものお金を使いこむんじゃないぞ」

そんなこと言われなくても分かっている。

あなたに散財されないように引き取ったんだから。

夫は自分のお金は大事にするが、人のお金はどんどん使うジャイアンのような人だった。

ずっと疑問に思っていたこと

自己愛性パーソナリティ障害は治るのか 予約を取って、通院に付き添う。 それは『妻』である私の仕事であり、快く引き受けるべき。 そう思われていた節がある。 用事があり断った時などは全方位から非難された。 私だって自分の生活がかかっているのに・・・。 誰にも頼らずに子どもを育てていか...