2025年9月18日木曜日

別居に大反対の義両親

夫の引き取りを拒否

一緒に居る頃、私や子どもへの嫌がらせは日常茶飯事だった。

それに耐えかねて義両親に相談したことも。

だけど我慢するように説得された。

他に相談する相手も居ない。

何とか騙し騙しやっていくしかないか・・・。

そう思い直したが限界を感じるような出来事が何度も起こり、とうとう義両親に

「しばらく(夫)さんを実家の方に住まわせていただくことはできませんか」

とお願いした。

その時だって当然の権利のように伝えたわけではない。

義両親も困るだろうと思いつつ『何とかならないだろうか』と懇願するような感じだった。

申し訳ない気持ちで伝えたその言葉は、あっけなく却下された。

「一緒に居なければダメになってしまうと思うんだよなあ・・・」

というのが二人の言い分だった。

そんなこと言ったって、こちらはもう限界なのに。

『夫婦は一緒に居るべき』という意見を最後まで曲げなかった。

そこからはもう、どうしたら納得してもらえるかという事ばかり考えた。

義両親、特にお義父さんは夫と私が一緒に居なければならないという思いが強くて。

離れることは関係破綻への第一歩と捉えていたようだ。

既に関係なんて破綻していたと思うのだが。

お義父さんからすれば一緒に居る間はまだセーフだったのだろう。

はっきり言って、あの頃の私たちが一緒に居る意味なんて無かった。

むしろ新たな被害を生み出さないためにも早く離れるべきだった。

ただし、それも協力者が居ないとなかなか難しくて。

賭けのような気持ちで相談したら頑なに拒否された。

「離れたら駄目になる」

と繰り返し言われ、結局なあなあで終わった。


「許してやって」という言葉はずるい

夫関連の話をする時、二人はよく

「許してやって」

と言った。

その言葉は寛容になれない私を責めているようで何だか居心地が悪かった。

『息子を見放さないで』という気持ちも見え隠れしていて、

「分かりました」

と言ってあげられないこともストレスになった。

だけど、よく考えたら『許してやって』と言うのはずるいと思う。

私たちは被害を受けた側だ。

何をされても許せるわけではない。

加害者本人が言うのももちろん論外だが、その親が許しを請うのもおかしな話だと思う。

ずるいとは思っていても義両親の気持ちだって少しは分かるから、強く拒絶することができなかった。

別居もできない。

逃げる方法も無い

無い無い尽くしで途方に暮れた。

それならば、これからどうやって夫のモラハラ虐待から逃れれば良いのか。

悶々と悩んでいたら、義両親はそれ見たことかと言わんばかりに

「だから同居すればある程度は収まるって言ったんだよ」

と言い放った。

あの後、私たちが本当に家を出ることになって少しは後悔したかな。

本気で聞こうとしなかったのは、結局二人とも重く受け止めていなかったからだ。

別居に大反対の義両親

夫の引き取りを拒否 一緒に居る頃、私や子どもへの嫌がらせは日常茶飯事だった。 それに耐えかねて義両親に相談したことも。 だけど我慢するように説得された。 他に相談する相手も居ない。 何とか騙し騙しやっていくしかないか・・・。 そう思い直したが限界を感じるような出来事が何度も起こり...