2025年9月16日火曜日

夫の執着心と仕事との相関関係

しつこいメッセージは無職になったことが関係?

厄介な夫の執着心だが、常に一定というわけではない。

『薄れているな』と感じることもあれば、『かなり執着されている』と感じることもある。

こちらへの興味が薄れている時、私はいつも安堵した。

このままどんどん薄れて行ってキレイサッパリ忘れてくれるかもしれない。

どうでも良くなって、むこうから関係を絶つかもしれない。

そんな希望を抱いた。

だけど、そう思っていても急にしつこい連絡が復活してガッカリしてしまう。

多分色んな要因があるんだろうけど。

後になって気づいたのは、仕事をしていると通常モードより薄れるということだった。

それまで長らく仕事をしていなかったので分からなかった。

実際に仕事に入ってみると他に気になることが多かったのか、こちらへの連絡は減った。

執念を感じるようなメッセージも減った。

だから仕事はずっとしていて欲しかったのに。

夫は復帰後最初の仕事をあっさりと辞めた。

それもたったの数か月で。

真夜中のポエム調メッセージはそれと関連しているのかもしれないと思った。

仕事を辞めて他に気になることが無くなったから意識が私たちに集中してしまっているんじゃないかと・・・。

でも、それってお互いに不幸だと思う。

夫がしつこく連絡をしてくるたびに、どんどん嫌いになる。

もうこれ以上無いという位に嫌いだと思っていたけど、まだ底があることに驚かされた。

地に落ちた愛情はもう復活することは無い。

ああいった言動により夫自身が自分の立場を悪くしているというのに。

そんなことにも気づけないなんて、つくづく自分の気持ちにしか興味のない人なんだなと感じた。

もしかしたら力づくで自分の元に連れ戻せるという自信が未だにあるのかもしれない。

無職になってから徐々にエスカレートしていったメッセージには、正直恐ろしさしか感じなかった。

それまで少しだけあった『可哀そう』という同情心や応援する気持ちもゼロになった。

脅されて好意を持つ人なんて居ないんだから当たり前だ。


離れてもなおコントロールしたい夫

いつまでコントロールし続けられると思っているのか。

これは、ずっと疑問に感じてきたことだ。

家を出て数か月はそんなことを考える余裕も無かった。

でも、段々と落ち着いてきたら自分の置かれた状況を理解できるようになり、夫がしようとしていることも手に取るように分かった。

いつまでも自分の支配下で思いのままに操りたい。

そういうことだと思う。

それまでは人からその歪さを指摘されてもピンと来なかった。

というよりも、『この人は一体何を言ってるんだろう』と逆に不審に思ったりもした。

既に洗脳状態だったのかもしれない。

洗脳されると、周りがいくら助言してくれても耳に入らない。

無意識のうちに相容れない意見は排除しようとしてしまうから、その支配下から抜け出せなくなる。

あの日家を出ることができたのは、ある意味奇跡だったのかも。

私の中でほんの少し残っていた夫への不信感が背中を押してくれた。

子どもの手を引いて走った時、もう二度と捕まりたくないと思った。

結婚してから初めて『夫から逃れたい』という思いを本気で実感した瞬間だった。

同じような環境で我慢している人も大勢いるだろう。

逃げられた人とそうでない人の違いって実はそれほど多くは無くて。

何かきっかけがあれば運命は大きく変わるのだと思う。

ただ、実際に逃げ出そうとする時には一生分の勇気を振り絞らなければならないし、後先のことを考えていたら身動きが取れない。

私たちも決死の脱出だった。

風邪を引くのも怖かったあの頃

体調不良は自己責任 普段から些細なことで腹を立て、理不尽な怒りをぶつけてくることの多かった夫。 体調不良にも非常に厳しかった。 どんなに気を付けていても、風邪くらい引く時はある。 だが、夫はそれを許さなかった。 咳が出れば冷たい目で見られ、鼻をかめばため息をつかれた。 わざわざ近...