2025年2月21日金曜日

修羅場に義両親登場!

身の危険を感じたその瞬間、インターホンが鳴った

仕事の件を話し合おうとしたら、夫が暴れ始めた。

隣の部屋にいたはずの子どもも不安になったのか私たちのところに来てしまい、そのままとばっちりを受けた。

これ以上は危ない!

そう思った瞬間、インターホンが鳴った。

義両親だった。

いつもは面倒な問題を持ち込んだりして困ることも多いのだが、この時ばかりは本当に助かった。

私は大きな声で

「はーい、今出ます!」

と返事をし、子どもの手を引きながら玄関に向かった。

ドアを開けたら、お義父さんが私の顔を見るなり

「どうしたんだ」

と言い、驚いた様子だった。

自分ではいつもと変わらないつもりだったんだけど、よほど顔に出ていたのかな。

咄嗟に、

「いえ、大丈夫です」

と取り繕ったが、本当は全然大丈夫なんかじゃなかった。

少し冷静になり夫のあの暴れっぷりを思い出したら余計にゾッとした。

あの日のことは衝撃だったし、今でも思う。

義両親が来ていなかったらどうなっていたか分からない、と。

結局力では到底叶わないということを思い知らされた出来事だった。

その後、義両親からしつこく聞かれた。

「何かあったんだろう」

と言うけれど、夫を目の前にして言えるわけがない。

後でこっそり伝えることもできたが、そうしたら今度は夫が説教されるだろうからそれも面倒なことになる。

それに、どうせ親に説教されたって聞くような人ではない。

そういう素直な人だったら、とっくに改心しているはずだ。

ここは何も言わない方が安全だと考えて、『大丈夫です』と繰り返した。


義両親帰宅後の夫の様子

義両親が帰る頃には夫もだいぶ落ち着いたように見えた。

来た直後は怒りが爆発して表情も強張っていたのだが、何故か私はそれを悟られまいと必死だった。

いつもよりも饒舌になり、自分から話題を振ったりした。

その間、頭の中はフル回転していてどうしたら良いのかを考えていたんだけど・・・。

お義母さんも何だかいつもよりもそわそわしていた。

もしかしたら母親だから自分の息子の異変を感じ取ったのかもしれない。

だけどそれを口に出してしまったら余計に荒れると思って言えなかったのかも。

そのせいなのか私同様にお義母さんまで饒舌になり、家の中は賑やかになった。

一見すると楽しそうな雰囲気の我が家。

でも、はっきり言っておかしなテンションだった。

その後、義両親が帰った後は極力いつも通りに過ごして夫の様子を窺がった。

恐ろしく沸点の低い人だから、いつ機嫌が急変するか分からない。

いつもそれで気が張っていて、夫と居る間は終始そんな感じだった。

ただ、この件に関しては蒸し返すのは分が悪いと思ったのか、夫の方から何か言ってくることは無かった。

その代わりに、『これ以上その話題を出すなよ』という圧が凄かった。

うっかり出してしまったら大変なことになることは明らかだったので、結局何の話し合いもできないまま終わり。

本当はもっと実のある話し合いをしたかったけど仕方がない。

こんな風に話し合いのできない夫婦って本当に終わってるな、と思った。

必死に向き合おうとしていただけに、全身の力が抜けるような脱力感を感じた。

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