2025年2月9日日曜日

よその家が羨ましくなった日

仲睦まじい友人夫婦が羨ましい・・・

久々に友人と出かけた。

なぜか気が合って一緒に居ると楽な人なんだけど。

彼女も働いているので、家族が揃うお休みの日はとても貴重だと思う。

私の用事なんかに付き合わせて大丈夫なのかな、とふと気になり、

「おうちの方は大丈夫なの?」

と聞いてみた。

だけど、

「全然大丈夫だよ」

と言うので、その言葉に甘えて予定通り用事を済ませに行った。

行ったは良いけど用事がなかなか終わらなくて。

3時くらいには終わるだろうと考えていたのに夕方になってしまった。

いよいよもってマズイのでは?と焦って

「そろそろ帰らなきゃいけないよね」

と言ってみたら、彼女は

「大丈夫だよ。夕飯は夫が作ってくれるから」

と教えてくれた。

私はこの言葉に驚いてしまった。

夕飯を作ってくれるなんて、なんて優しい旦那さんなんだろう!

よそのお家のことながら感激してしまった。

彼女は本当に良い人と巡り合って結婚したと思う。

寛大で優しくてちゃんと働いて稼いでくれる。

これが揃うことって、ありそうでなかなか無い。

そういうレアケースにたどり着いた幸運な一人なんだなぁとぼんやりと思った。

私の境遇とはあまりにも違う。

本当に物凄い差で、私は夫からそんな優しさをもらった記憶がない。

いつもビクビクして夫に怯える生活だったから、怒られないことが幸せなんだと思っていた。

離婚してからはそれがおかしかったのだと分かったけど。

私はもう夫との幸せな生活というのを味わえそうにない。

どこでどう間違ってしまったんだろう・・・。


幸せな家庭を築きたかった

普段は弱みを見せないように気丈に振舞っている。

でも、本当は泣き出したい日もある。

特に自分の将来が不安になったり幸せそうな家族と自分を比べてしまったりすると非常に堪える。

ただ、私は良いのか悪いのかおっとりして見えるようで、心の内にこんな思いを抱えていることを誰も知らない。

気付かれていないということは上手く隠し通せているということ。

それで良いと思っている。

この『幸せな家庭を築きたかった』という思いは、どうやったって昇華できない。

私にできるのは、せいぜい今のこの環境が少しでも良くなるようにがんばること位だ。

それよりも可哀そうなのは子どもだ。

我が家に生まれたばかりに幼い頃から苦労をさせた。

物心つく前から父親には厳しくされ、幼児の頃には虐待が始まった。

母親の私がもっとしっかりしていればとも思うのだが。

元夫への対処法は今でも分からない。

せめてこれからは心穏やかに楽しく暮らして欲しいという一心で頑張ってきた。

勝手にそれが子どもへの償いだと思ってやってきたんだけど。

少しはできているのかな。

今日の幸せそうな友人を見た時、どんなに足掻いても手に入らないものがあるのだと悟った。

そんな家庭を切望しながらこれからの人生を生きていくのはやっぱり辛い。

胃痛で苦しむ私にイライラする夫

夕食時に異変は起きた 平日だったかな。 それとも休日のことだったのかな。 とにかくあまりにも痛みが強くて、その印象しか残っていない。 ある日、夕飯を食べていたら胃の辺りに強烈な痛みを感じた。 その前から少しおかしかったんだけど、そのうち治ると思って気にしていなかった。 でも、ご飯...