2024年9月23日月曜日

拒み続けたモラハラ夫との夫婦生活

モラハラ夫との夫婦生活は苦痛以外の何物でも無かった

日中、どんなに私たちのことを苛め抜いていても。

夜になったらすり寄ってきた。

そういう時の独特の雰囲気はすぐに分かる。

あぁ、今日『その日』なんだ、と。

先程までは怒鳴り散らしていたくせに。

急に猫なで声になって甘えてくる。

気持ち悪い。

本当に気持ち悪くて、心の底から『居なくなって欲しい』と思った。

そんな私の気も知らず、自分の気持ちだけを優先させる夫。

本当は私だって拒絶したい。

だけど、そうしたらイライラの矛先が子どもに向かってしまうから。

子どもが虐待されるのを恐れて、我慢しながら応じた。

早く終わって欲しいのに、そういう時だけ長くて。

何とか意識をそちらに向けないようにした。

触れられるところが。

夫の唇が当たるところが。

全てが不快だった。

こちらの反応を見ながらしてくるのも、本当に嫌だった。

だって、苦痛で苦痛で仕方が無くて。

その表情を悟られないようにと必死だったから。

一体こんなことをいつまで我慢すれば良いんだろう。

そう思っているのに、拒むことのできない苦しみ。

私にできるのは、せいぜいその間目を瞑って夫を見ないようにすることだけだった。


とうとう耐えきれなくなり、色んな理由をつけて断った結果

懸命に応じていたけれど、とうとう我慢ができなくなってしまった。

夫に触れられるたびに心が死んでいくような感覚。

子どもを殴ったその手で私に触らないで!

心はずっと叫び声をあげていた。

そんな自分の心の叫びを無視し続けた結果、吐き気を催すようになった。

その雰囲気を感じ取るだけで吐きそうになり、トイレに駆け込む日々。

そして段々と『具合が悪いから』とか『疲れてるから』という理由で断るようになった。

もしこれで子どもが虐待を受けたらどうしよう。

そう思っているのに受け入れられなかった。

このままずっと避け続けていれば、そのうち夫もその気にならなくなるんじゃないのかな?

そんなことも考えた。

拒み続けていたある日、夫が耳元で呟いた。

「ねえ、知ってる?夫婦生活を拒むことも離婚の理由になるんだよ」

私はゾッとして後ずさりした。

ずっと夫に近づかないようにしていたから、少しはそんな気持ちも薄れていると思っていたのに。

まさかそんなことを考えていたなんて。

夫は私に応えて欲しそうにしていたけれど、結局何も言えなかった。

そんなこと知ってる。

離婚の理由になることは百も承知だ。

もしそれを理由に離婚を申し立ててくるのなら、こちらは喜んで受け入れる。

むしろそうして欲しいくらいだ。

でも本当はそんな気は一ミリたりとも無いくせに・・・。

こうやって、こちらを揺さぶろうとして駆け引きをしてくる夫が本当に嫌だった。

余計に夫のことが受け入れられなくなっていった。

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