2024年9月6日金曜日

そこかしこにあったモラハラの予兆

結婚前には気づけなかったモラハラの兆候

私の結婚生活の話になると、必ずと言っていいほど言われることがあります。

それは、『結婚する前に気づけなかったの?』ということ。

私だってそりゃーあんな人だと分かっていれば結婚を考え直しましたよ。

でも、本当に気づかなかったんです。

確かにちょっとしたことで激高することはありました。

私からしたら『えっ、そんなことで?!』というようなことで怒ったりもしていました。

だけど、それがまさかモラハラに直結するなんて思わないじゃないですか。

ただ単に短気な人なのね・・・というくらいで。

特に深くは考えなかったというのが正直なところです。

相手も上手く取り繕っていた面もあると思います。

それまでの人生の中で、一方的な思い込みから攻撃して人間関係を破綻させたことは一度や二度ではないはずです。

そんな面を見せたら関係が上手く行かないことは明らかですから、当然隠したのではないでしょうか。

それがたとえ意図的にではなくても。

悪い部分は見せたくない、というのは人の本能のようなものです。

結果的に私はそれを見抜くことができず、【気の強い人】という程度の認識で結婚してしまっています。

全て自分のせいではありますが、そこから長く続く苦しい結婚生活のことを思うと後悔せずにはいられません。

いつも思い出す時には暗澹たる気持ちになるので、思い出すことも躊躇している状態です。


今思い返してみるとモラハラの予兆は現れていた

当時の私は、夫に関する全てのことを良い方に捉えていました。

何か気になることがあっても飲み込みました。

そうでないと上手く行かない気がして。

でも、その対応が間違っていたみたいです。

周りの人たちも大なり小なり問題を抱えていて、それでも我慢してやっている。

そういう思い込みも勘違いです。

上手くいっている人たちはたくさんいるし、問題を抱えた時にみんなが我慢するわけではありません。

そんな思い込みもあり、一見すると順調に見える私たちの関係は段々と歪なものになっていきました。

当時のことを思い返してみると、あれはモラハラの予兆だったのでは?というものがいくつかあります。

当時は全く気づきませんでしたが・・・。

例えば、意見が食い違った時の対応がそうでした。

普通はお互いの意見を言い合って妥協点を探ると思いますが、夫は理論でねじ伏せようとしました。

それでも上手くいかないと目が据わり、声が大きくなり、口調が乱暴になります。

暴力はなくても、それだけで十分に恐怖です。

気に入らないことがあると、ずっと無視される。

ご飯を作っても手をつけず、廃棄されてしまう。

大きな物音を立てる。

ため息をつき、攻撃的な意味の独り言をつぶやく。

これらの行動はやはり当てはまりそうですね。

ここまでされても、それを上手くなだめるのが私の役目だと思い込んでいました。

つくづくめでたいですね、私って。


モラハラ夫の行動パターンとは

モラハラ夫だって、いつも怒っているわけではありません。

優しくてユーモアにあふれ、家族思いの一面を見せることもありました。

相手の良い面を見ようとすると、こういう面に騙されてしまうんですよ。

行動を観察すると、ある一定のパターンがあります。

攻撃的になった後には、きまって優しくしてくれる期間が訪れました。

それがまた通常モードへと変わり、段々と攻撃的になっていく。

つまり、通常モード → モラハラモード → 優しさ全開モードの繰り返しなんです。

これに気づくまでに何年もかかってしまいました。

気づいてからは、『そろそろ来るか?』とモラハラ攻撃に備えることができましたが・・・。

分かっていてもダメージは避けられません。

優しい時もあるからうちは違う、と思ってしまう方も多いようです。

現に私がそうでした。

相手を赦すというのはとても寛大で素敵なことです。

だけど、相手がモラハラをするような人物の場合にはエスカレートさせてしまう危険があります。

傷つけられ続けると思考も低下して反論できなくなりますので、その前に何とかしなければなりません。

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