2026年7月25日土曜日

知らされた事実

突然の告白

お義母さんへの電話は、

すぐに夫の知るところとなった。


これも、

想定内だった。


一緒に住んでいるのだから、

伝わるのは時間の問題。


それが分かっていたからこそ、

なかなか伝える勇気が出なかった。


その日の夜、

早速夫から連絡が来た。


そして、

開口一番に言われた。


「あの制服、

本当は買ったものだったんだぞ」


確か、

ご近所さんから譲り受けたと

聞いていたはず。


あの話は、

嘘だったの?


混乱していると、

夫は続けた。


「お前らに気を使わせないように

言ったんだろーが!!!」


凄まじい怒りに、

私は思考が止まった。


まさか、

新品だったなんて。


確かに綺麗だとは思った。


でも、

制服は高い。


サイズも分からないのに、

買うなんて

考えもしなかった。


とにかく、

その場を収めようとした。


でも、

こちらの声は届かない。


しばらく怒鳴り続け、

ようやく静かになったと思ったら、


「よく考えておけ」


そう言って、

電話は切れた。


出した答え

この事実を知らされて、

真っ先に考えたのは、


『制服代を

お支払いするべきか』


ということだった。


勝手に用意したものだし、

本来なら、

その義理はない。


だけど、

このままでは

夫が黙っていないだろう。


ただ、

我が家の家計も

かなり逼迫していた。


ギリギリで用意した、

制服や入学準備に必要な費用。


それだけで精一杯。


今すぐに

どうこうできる金額ではなかった。


そこで考えた。


月賦にしてもらうか。


あるいは、

その制服を売って、

差額を用意するか。


現実的なのは、

そのどちらかだろう。


夫から

早く決断するよう迫られた私は、


その週末、

義実家へ向かうことになった。

知らされた事実

突然の告白 お義母さんへの電話は、 すぐに夫の知るところとなった。 これも、 想定内だった。 一緒に住んでいるのだから、 伝わるのは時間の問題。 それが分かっていたからこそ、 なかなか伝える勇気が出なかった。 その日の夜、 早速夫から連絡が来た。 そして、 開口一番に言われた。 ...