2026年10月29日木曜日

理解できない言い分

義両親が望むこと

ふるさとに、

うちの子を連れて帰り、

お義母さんがしたかったこと。


それは、

『孫のお披露目』だ。


そう言えば、

産まれた瞬間からずっと

「うちの孫」と言っていた。


最初は、もう少し

遠慮がちだった気もする。


それが気づいたら、

当然のことのように

なっていた。


そういうくせに、

守ってはくれない。


夫から虐待されていても、

「ほら、そんなにするな」

と言うだけ。


軽い調子で言われたくらいでは、

止めるような人ではないのに。


育てた人たちが、

一番よく分かっているはずなのに。


怒鳴られていても、

叩かれていても、

口で注意するだけだった。


ひどくやられた子どもや、

止めに入ってなじられた私が

涙を流していても、同じ。


「ほら、泣いてるぞ」


ただ、それだけ。


ショックは受けなかった。

期待もしていなかった。


でも、

無性に虚しくなった。


そんな人たちが

「うちの孫」と言う。


何だか滑稽だ。


呆れた言い分

「子どもは

あんたの所有物じゃない」


そう言われた時、

思わず笑ってしまった。


もちろん、表情には出さなかった。


そんなのは分かっているし、

できる限り意思を尊重しようと

心がけている。


むしろ、

所有物のように振る舞っているのは

夫や義両親なのに。


まるで

「私のエゴで自由を与えていない」

かのように言われた。


何が何でも我を通したい夫の性分は、

このあたりから来ているのだろう。


責められている間、

意外と冷静に

そんなことを思っていた。


過去に言われたことも、

また蒸し返された。


私のエゴで、

「子どもと夫が会えない」のだと。


どんなに嫌な目にあっても、

親子は通じ合っている。

離れても情はなくならず、

会いたいに決まっている。


お義父さんの理論では、

子どもは夫を慕っているのだそうだ。


そんなはずがないのに……。


結局、

いくら話してもらちが明かないので、


「お夕飯の準備を

しなければならないので」


と、お引き取りいただいた。


「また、来るから」


その言葉に、

返事はしなかった。

理解できない言い分

義両親が望むこと ふるさとに、 うちの子を連れて帰り、 お義母さんがしたかったこと。 それは、 『孫のお披露目』だ。 そう言えば、 産まれた瞬間からずっと 「うちの孫」と言っていた。 最初は、もう少し 遠慮がちだった気もする。 それが気づいたら、 当然のことのように なっていた。...