2024年8月8日木曜日

養育費がもらえないのが当たり前?!

離婚する時に決めておきたいこと

離婚することになったら、日本の場合には親権者を決めなければなりません。

我が家は元夫が子供を虐待していましたので、必然的に私になりました。

とは言っても元夫本人には虐待をしている自覚がありません。

だから、いけしゃあしゃあと親権を主張してきました。

「虐待だなんて大げさな!」

「あれも愛情表現の一つ」

などと主張してくる始末・・・。

そんなバカな、と思いつつも、離れた後まで影響を受けるかもしれない恐怖。

子供は全てが決まるまではずっと怯えていました。

その後、親権者が私になって少しホッとしたようでした。

ただ、離婚した後も全ての縁が切れるわけではありません。

当然、元夫は子供と交流してこようと試みます。

私はそれを全力で阻止し、元夫は子供に執着し続けました。

一緒に住んでいた頃はあんなに虐待していたのに。

離れた後は耳障りの良い言葉で懐柔しようとしてきます。

でも、そんな言葉も子どもには全く響かず、結局元夫の要求が受け入れられることはありませんでした。

共同親権も始まり、それはそれで私たちのような被害に遭った人たちにとっては悩ましい問題です。

もちろん、理由もなく子供から引き離された人たちから見ると素晴らしい制度だとは思うのですが。

虐待の証拠というのがどの程度認められるのか、とか。

相手が事実を上手く隠して交渉を進めてくる可能性は無いのか、とか。

それにより子どもがどのような影響を受けるのか、とか。

色んな問題が出てくると思うんです。

諸々のことを考えると、共同親権が始まる前に決着がついて本当に良かった!

もし始まっていたとしても。

我が家の場合には子どもが自分の意思を伝えられる年齢だったのでセーフだったかもしれません。

これがもっと小さかったら、きっと自分の意思で『No』と言えません。

そればかりか、相手から脅されたり懐柔されたら上手くコントロールされてしまう恐れだってあるんです。


養育費はもらえないことが多い

離婚したら、子どもを育てている側に養育費が支払われます。

っていうのは一般論ですね。

実は、現状ではほとんどの人が実際にはもらえていないようです。

我が家も同じです。

全く養育費を受け取っていません。

離婚前にその話をしようとしたらキッパリと断られました。

「そういう形は取りたくない」と。

そういう形って何?

執着はするけどお金は払いたくないってこと?

分かってはいましたが、いざそういう風に言われるとショックでした。

結局は自分のエゴのために親権を主張していたんだな。

本当は大事になど思っていなかったんだ、と思いました。

父親になり切れていなかったというのもあるかもしれませんが。

一見すると『子どもを可愛がっている父親』に見える元夫は、そう演じている自分が好きだったように思います。

その陰で、二人きりの時は子どもを虐めていました。

私が居る時も同じで、自分の機嫌一つで虐げることもあれば反対に猫かわいがりすることもあります。

同じことをしてもその時々で叱られたり許容されたりするので、子どもも混乱したことでしょう。

そんな人でしたので、養育費を断られた時点で諦めました。

これ以上関わらない方が良いと判断し、交流を断つことにしました。

それでも、しつこく連絡だけはしてきていたんですけどね。

それも数年ほどで途絶えました。


経済力をつけることで自由になれる

離婚したいのに経済的なことがネックになり身動きが取れないという人も多いのではないでしょうか。

幸い私は働いていたのでその点はクリアできていたのですが。

そもそも片親になるということ自体がハードルの高いものでした。

『普通』から外れるということがこれほど不安だなんて。

元夫との結婚生活に未来がないことは十分分かっていました。

それなのに、そんな酷い結婚生活にさえ固執してしまうという矛盾。

だけど、ある時吹っ切れました。

というか我慢の限界に達したんですね。

仕事と小学生の子どもを連れて別居し、数年後には無事に離婚。

その時の気持ちは、清々しさとほんの少しの寂しさが混在していました。

あー、終わっちゃったな。

私たちの結婚生活って一体何だったんだろう。

全てが無駄だったような気がして脱力もしましたが、過ぎ去ったことを後悔しても仕方がありません。

すぐに気持ちを切り替えて仕事に育児に励みました。

大丈夫。

一生懸命働いていれば、きっと子どもを幸せにできる。

その一心でした。

あれから数年が経ちますが、今とても幸せです。

あの時の決断があったからこそ、今の幸せがあるんだと思っています。

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