母子家庭は結構楽しい
我が家は訳あって母子家庭です。
そりゃー最初の頃は二人きりの生活に不安もありました。
人の目も気になって気苦労が絶えませんでした。
でもね。
人って慣れるもんなんです。
置かれた状況に適応できる力が備わっていて、それが当たり前になります。
だから今は『母子家庭って案外楽しい』と思えます。
少なくとも結婚生活を送っていた頃よりは・・・。
何が素晴らしいって、気を使わなくて済むこと!
子供と二人だとご飯だって適当に済ませちゃうこともあります。
仕事で遅くなった時に総菜を買ったり。
待ち合わせをして外で食べたりすることも。
何でも『完璧』を求められていた頃とは違って快適なのです。
大きく息を吸って、大きく吐き出す。
あっ、これ深呼吸ですね。
前はこんな簡単なこともできなかった。
そんな生活から得られるものは少なかったですし、戻りたいと思うこともありません。
仕事中、子供の留守番が気になる
お仕事をされていたりして日中に保護者が不在になる時、我が家がどうなっているのか気になりませんか?
私は最初、全く気にしていませんでした。
でも、帰ったらあらゆる物がひっくり返ったり飛び出したりしているのを見て『泥棒?!』なんて驚いたり。
布製のソファーに甘いジュースがこぼれた跡を発見したり。
家にいると思ったら暗くなるまで外に遊びに出ているのを知ったり。
色々と驚かされることがありました。
これはもしや。。。
『うちの子は意外としっかりしてるから安心💗』なんて言っている場合ではないのでは・・・。
そう思い始めてからは子供の様子にはこれまで以上に気を配りました。
でも足りないんですよね。
携帯から連絡をこまめに入れたりしても、夢中で遊んでいると出ない(笑)
電話だけは出るようになんて言ったって子供ですからねー。
その時は『分かった!』って言っていても、その場になったらすっかり抜け落ちてます。
これはもうこういうものなんだ、と途中からは諦めてなるべく家に居てもらう方法を考えました。
それで思いついたのがテレビとかゲームでした。
ただ、今の子ってテレビをあまり見ないみたいですね。
ゲームは友達と共通のものでないと難しい。
仕方ない。
本人が成長して落ち着くのを待つしかないか。
そう思い始めた頃、本人が趣味としてハマったものがありました。
急に読書三昧
あれほど外で暴れまわっていた子供が。
急に読書をするようになりました。
しかも、そのスピードも結構速くてすぐに読み終えてしまいます。
買ってばかりいたらお財布が追い付かないぞ、ということで図書館も利用しました。
国語が好きなわけではなく。
何なら漢字が苦手。
そういう子でも読書って好きになるもんなんですね。
最初の頃に夢中になって読んでいたのがコチラ。
かいけつゾロリシリーズは有名だと思うのですが、うちの子もハマりました。