年々暑くなっていく気がする夏
夏になると、お決まりのフレーズが出てきます。
「今年の夏は暑いね~」
確かに、去年よりも暑くなっている気がするんです。
データでも、何十年先には何度気温が上昇するっていう具体的な予測値も出ていますし。
だけど、去年と比較して大きく変わったと自覚できるほどには変化していないような気もします。
というか、快適な秋が来て寒い冬になり、暖かな春を迎える頃にはスッカリ忘れているというか。
過酷だった夏の印象も大分和らいで、『去年の夏はまだ良かった』となるんじゃないのかな?と思っていました。
きっと気のせいよね。
電気代だって高いんだから、本当に去年よりも暑いんだったら大変じゃないの。
実際はそんなことは無いから大丈夫でしょう。
そんな風に考えていましたが、ニュースを見てビックリ!
過去最高の気温を叩き出したとか、連続猛暑日の記録を更新したという話題が連日聞こえてきます。
あ~、なんだ。本当に暑いんだ。
そう認めてしまったら、これまで我慢できていた暑さが我慢できなくなりました。
人間って単純ですね😅
でも、暑い暑いと思っていても電気代がかなり高騰していてエアコンをつけるのにも躊躇してしまいます。
今年は特に高い。
去年と同じくらい使っているはずなのに、請求される額は比較になりません。
今の電気代高騰には色んな原因が絡んでいると思いますが、外的要因というのはなかなか避けられないものなので、国内努力だけではどうにもならない部分がありますね。
とにかく、少しでもエアコン代を安く抑えるために、今できることを始めてみました。
短時間の外出ではエアコンをつけたままにするのが正解か?
以前、ちょっと小耳に挟んだことがあります。
短時間の外出なら、エアコンを切らずにそのまま付けっぱなしにした方が良い、という話を。
例えば近所のスーパーに買い物に行く間の1時間程度なら、切らない方がお得ということです。
ただし、これには条件があり、室内の設定温度と外の気温との差が大きい時にはその限りではないそうです。
つまり、猛暑日と言われるような日には普通に切ってから出かけた方が良いということです。
室内の設定温度と気温の差が小さい時には、付けたままの方が経済的になります。
これを覚えておくだけでも、少しは節約になるかもしれませんね。
ちなみに、エアコンは稼働直後にもっとも電力を消費します。
だから、最初から低い温度設定にすると電気代も高くなります。
これを踏まえ、我が家ではつけ始めは29度です。
蒸し暑い外から帰ってくると、この温度でも十分に涼しく感じますよ。
また、帰宅後は面倒でも室内に風を通して、少しでもこもった熱を解放してからエアコンを使った方が無駄な電力を使わずに済みます。
寝る時にもエアコンを欠かせないこの季節。
必要な時に使わなければ熱中症の危険だってあります。
ですから、無駄を省きつつも適切なエアコンの使用を心がけましょう。
新型のエアコンは経済効果が抜群と言われても・・・
古いエアコンは電力がかさむとよく言われます。
確かに最近のものは省エネ設計になっているので、同じ条件で使用するとかなりお得になりますよね。
でも、エアコン自体が高いので、その差額を考えると気軽に買えるものではありません。
替え時としては、以前よりも効きが悪くなったタイミングでしょうか。
『あれっ?エアコンが効かないな』と思い、もう一度下げてもやっぱりあまり涼しくならない。
そんな感じになったら、もう本体がくたびれているのだと思います。
購入する場合には時期にも注意が必要です。
夏が到来してからだと工事が完了するまでに時間がかかることも多くなっています。
暑くなってからエアコンを使おうと電源をオンにしたら壊れていることに気づいたという人も意外といて、そういう人が慌てて購入するからです。
そのようなケースが増えると順番待ちになってしまい、その間は待つしかありません。
できれば本格的な夏が来る前にエアコンをチェックして、ちゃんと使えることを確認しましょう。
また、ただエアコンを使うよりも扇風機を併用した方が効率がアップします。
置き方は、エアコンの風下に向かい合うような形にするのがベストです。
この方法で冷却効率を高めることができたら、次に設定温度を一度上げてみるのもおススメです。
設定温度を1度上げると13%の節電につながると言われています。
このように、すぐにできる対策はたくさんありますので、上手く取り入れていきたいですね。