2026年8月27日木曜日

選べない二択

親として何かしたい

ある日、

夕飯やお風呂も済ませて

束の間の休息時間を楽しんでいたら、

急に電話が鳴った。


充電ケーブルから外して

手に取ると、

お義父さんからだった。


どうせ、

ろくな用事じゃない。


分かっているのに、

確認しないという選択肢はなかった。


きちんと対応しないと、

また夫に何か言われるんじゃないか。


私の中にはまだ、

夫への恐怖が

しっかりと残っていた。


夫が変わったように見えるからといって、

たった数週間で

拭いきれるものではない。


長い時間をかけて、

ゆっくりと、

着実に

心を削られてきたのだ。


その傷は深く、

あまりにも大きい。


そう簡単に、

癒えるものではない。


メッセージを読むと、

内容は実にシンプルだった。


(夫)のことが不憫でならない。

直接会って、もう一度話がしたい。


義両親の、

『親として何かしたい』

という思いが伝わってきた。


話し合いという名の圧力

読み進めるうち、

私は強烈な違和感に襲われた。


というのも、

夫のことを慮った内容ではあったが、

私に対しては

押し付けというか、

圧を感じたからだ。


一番不満に思ったのは、

『できれば話し合いたい』

と言っておきながら、

最終的には

二択を求めてきたことだ。


うちに来てもらうのと、

外のお店で会うのと、

どちらが良いか。


まるで、

そのどちらかしか

選択肢がないような

書き方だった。


義実家に行く、

という選択肢が無いのは、

以前ひと悶着あった時に、


「(夫)さんの居る場所は

怖くて、行けない」


という内容のことを

ぶちまけたからだ。


それで、

一応考えてくれたのだろう。


だとしても、

行くことが前提の提案というのは、

いかがなものだろう。


そう感じた。


『話し合いには応じない』

という選択肢も

あったはずだ。


でも、

お義父さんは、

話し合うことが

まるで決定事項であるかのように、

返事を急かしてきた。

選べない二択

親として何かしたい ある日、 夕飯やお風呂も済ませて 束の間の休息時間を楽しんでいたら、 急に電話が鳴った。 充電ケーブルから外して 手に取ると、 お義父さんからだった。 どうせ、 ろくな用事じゃない。 分かっているのに、 確認しないという選択肢はなかった。 きちんと対応しないと...