2026年2月20日金曜日

義両親からの見えない圧力

息苦しい空間、疑心暗鬼な私

思い切ってドアを開けた、

その瞬間。


二人の、満足げな笑顔が目に入った。


直前に聞こえた“ガチャガチャ”という音で、

出てくると確信していたのだろう。


その笑顔を見た瞬間、

胸の奥がざわついた。


歓迎しなければならないのに、

どうしてこんなに苦しいのだろう。


ぎこちない表情のまま、

私は二人を家の中へ通した。


一目で室内を見渡せてしまうほどの、

狭い家。


お客さんが来れば、

まず座る場所を考えなければならないような、

窮屈な空間。


そこへ大人が二人増えた途端、

空気が一気に重くなった。


息苦しい。


夫の伝言を預かってきたのだろうか。


そんな疑念が頭をよぎり、

私の表情はさらにこわばった。


圧力を強める二人

最初、義両親は世間話ばかりしていた。


近所の〇〇さんの話。

親戚の〇〇さんの話。


どれも、今ここで聞く必要のない話題を、

妙に明るいテンションで。


こういうときほど、

“本題”は別にある。


場を和ませてから切り出す。


それが、いつものやり方だった。


そう分かっているからこそ、

言葉はほとんど頭に入ってこない。


ただ、

いつ爆弾が投げられるのかと、

身構えるばかりだった。


その間、子どもは部屋の隅で

壁に背中をぴたりとつけて、

本を読んでいた。


まるで、

「私はここにいません」

とでも言うかのように。


気配を消そうとする子ども。


それでも、

二人は放っておかなかった。


何度も話題を振る。


けれど、子どもは

小さく頷くだけ。


声は出さない。


その様子が気に入らなかったのか。

次第に、お義父さんの口調が強くなっていった。


「ほらっ、(子ども)ちゃん!

 おじいちゃんが話してるだろ!」


お義母さんも、最初はなだめていたが、


「(子ども)ちゃん、おじいちゃんが話してるわよ」


と、いつの間にか加勢していた。


空気が、さらに張りつめる。


部屋の狭さが、

逃げ場のなさを際立たせていた。

義両親に引きずられるようにファミレスへ・・・

「お昼を食べに行こう」にも反応しない子ども 重苦しい空気の中、 義両親は妙に明るいテンションで話し続けていた。 私がこの場をどうにかしなければ。 なぜか、そんな責任を一人で背負っていた。 けれど、 どれだけ言葉を選んでも、 空気は少しも軽くならない。 むしろ、重く沈んでいくばかり...