2026年11月1日日曜日

やっと訪れた、穏やかな夏

取り戻した日常

断って、断って、

断り続けて。


ようやく義両親は諦め、

二人でお義母さんの

ふるさとへと旅立った。


やっと平穏な日常を取り戻し、

私も子どもも安堵した。


実質的な被害はなかったのだけれど、

やり取りそのものがストレスで……。


その間、

夫が何か言ってくるかもしれない

ということにも冷や冷やしていた。


最後の一押し?というタイミングで

夫が静かだったのは、

趣味関連で忙しかったから。


当時は、そんなことも

全く知らなかった。


言葉にするとそれほどでもないように感じるが、

じわじわと小さな波のような

恐怖に支配される日々だった。


モラハラや虐待の被害に遭うと、

物事を悪い方へと考えてしまう。


まだ起きてもいないことを心配し、

恐怖と闘う。


何とか気持ちを立て直しても、

また新たな問題が起きて

勇気をくじかれてしまう。


そんなことの繰り返しで、

なかなか縁を切れずにいた。


だけど、

中学一年生の夏休みは

もう二度とやって来ないのだから。


楽しまなければもったいない。


私たちは、

ふんわりと考えていたお休みの計画を

全て実行しようと話し合った。


楽しい思い出

あの夏、

私たちは、とある観光地に出かけた。


元々ずっと行きたかった場所。


それほど遠くはないのに、

なかなか行けなくて。


このまま行けないのかも……。

なんて思っていた。


だけど、

やっと離れられたのだから。


誰に気を遣うこともなければ、

帰りの時間を気にすることもない。


私たちは、

自由だった。


そこへは、日帰りで行ける。

朝早く出て、たっぷり遊んでも

夜には戻ってくることができる。


前の日は、

いつもよりずいぶん早く横になった。


実はワクワクして

眠れなかったのだけれど。


何とか心を落ち着かせて、

数十分ほどで眠りについた。


現地で体調不良になんてなったら

もったいなさ過ぎる。


子どもも同じだったようで、

何度も寝返りを打っていた。


こんな風に、

ワクワクして眠れないなんて

いつぶりだろうか。


久々に幸せな眠りにつき、

気づけば朝になっていた。


よく晴れて、

気持ちの良い朝だった。

やっと訪れた、穏やかな夏

取り戻した日常 断って、断って、 断り続けて。 ようやく義両親は諦め、 二人でお義母さんの ふるさとへと旅立った。 やっと平穏な日常を取り戻し、 私も子どもも安堵した。 実質的な被害はなかったのだけれど、 やり取りそのものがストレスで……。 その間、 夫が何か言ってくるかもしれな...